
はじめに
こんにちは。ライフアドバイザーの川畑です。
ゴールデンウィークもいよいよ終盤になってきましたね。
皆さんはお休みの日は何をして過ごされますか?
私は休みの日はひたすら眠ります。
「寝る子は育つ」
誰が言い始めたのか知りませんがこのようなことわざも存在しています。
私は賛同しませんが。
それはさておき、今回は私の高校時代の話になります。
高校時代は教科ごとに先生が違うため色々な先生と出会ってきました。
その中でも特に印象に残っているのは「常識を疑え」が口癖の国語の先生です。
そんな国語の先生の話で印象に残っている話がいくつかありますが、
本日はその一つをここに書きたいと思います。
ねるねるねるね
子どもの頃、皆さんが一度は食べたことがあるであろう「ねるねるねるね」が主役のお話です。
ご存じない方に少し説明しますと1986年にクラシエフーズさんから発売された知育菓子になります。
中にいくつか粉が入っていて、そこに水を加えてねることでもこもこしてくるおもしろいお菓子です。
そんな「ねるねるねるね」ですが2010年頃にかけて売り上げが減少していったそうです。
ただ、その後あることをした結果、売り上げがV字回復したそうです。
では、「そのあることとは何か?」考えてみなさいという話でした。
ぜひ、みなさんも考えてみてください。
当時の私の回答
当時の私は「生産中止するよと告知をだすことで話題になり売り上げが回復した」
という回答をした気がします。
もちろん不正解です。(今思えば、その場しのぎ的な考えで長期的な目線に立ててないですね。)
ねるねるねるねV字回復の策
気になる解答ですが、
「保存料や合成着色料を使用していないことをわかりやすく明記し、健康上問題がないことをアピールした。加えて、それまで企業秘密であったねるねるねるねが膨らむ理由や色が変わる理由などを公開し、お菓子を食べながら学べる知育菓子にした。」というものでした。
「(ねるねるねるねを)ねる(練る)子は(学力的に)育つ」
まさにことわざ通りだなと思いました。
そして最後に先生はこう締めくくりました。
「物が売れるには3つの条件がある。
一つ目、健康・美容に関すること。
二つ目、教育に関すること。
三つ目、宗教に関すること。」
三つ目に関しては、宗教だとイメージしづらいとおもいますが、クリスマスやハロウィンなどの季節のイベントを想像してもらえるとわかりやすいと思います。
または、有名人と同じ物を買うのも近い感覚かもしれませんね。(神の存在が有名人や推しに代わっている形です。)
そして現在に
当時の僕にとってかなり印象深い話でした。
こうして約5~6年経った後でもブログに書くぐらい印象に残っています。
正直、国語の先生の話は難解なものが多く、その何割を理解できているかわかりません。
今回のこの話もどれくらい解釈が一致しているのか不明です。
ただ、世の中の売れている商品を見渡してみると三つの条件のうちどれか一つは満たしているものが多い気がします。
そのため、おうちをご提案する身としても意識していかないといけないことだと改めてこのブログを書いていて思いました。
先生あれから数年が経過しておりますが、私は少しでも成長できているでしょうか?
あの頃からまだまだ変わっていない気もしていますが。
おわりに
少しノスタルジーな感じになってしまいましたが、これにて今回のブログはおわりになります。
残り僅かのゴールデンウィークですが、ぜひ皆さんもねるねるねるねを食べてみてください。
KAWABATA